
目次
後藤です。
今回は「いい文章の書き方」について解説させていただきます。
いい文章が書けるようになれば、会社や日常生活で活かすことができるので、ぜひ身に付けたいスキルの一つです。
この記事を読むことにより、いい文章を書く秘訣やポイントを知ることができ、文章力をアップさせることができるので学んでいただけたらと思います。
いい文章とはわかりやすい文章のこと
結論からいうと「いい文章」とは「わかりやすい文章」のことです。
なぜ、わかりやすい文章がいい文章かというと
わかりにくい文章だと読むのに疲れる
↓
読むのに疲れるから遠ざかっていく
↓
読まれないから何も生まない
この「何も生まない」とは、例えばあなたがブログでお金を稼ぎたいと思っても、あなたの書いた文章がわかりにくければ読者は文章を読むことに疲れてしまうから。
それだと読者は購入ボタンまでたどり着けないので成約につながりません。
これはネットビジネスに限ったことではなく
- 会社での企画書
- 取引先とのメール
- SNS
などなど、日常生活で文章を書く機会はますます増えています。
なので人の心に響く文章を書けるようになれば、
- 会社で責任のあるポジションを任されることもある
- あなた自身の影響力が強くなる
- モテ度合いや年収も上がる
など記事タイトルにあるように”人生の幸福度”を変えることも可能です。
いい文章は書くのが難しい?
あなたは「いい文章=人の心に響く文章」は書くのが難しいと感じているでしょうか?
同じように、実は文章を書くことに苦手意識を持っている人は多いです。
また、私も学生時代に読書感想文を書くのが嫌いだったし、仕事で店舗通信を書いたり業務日報を書くことが億劫でした。
なぜなら、文章を書くことに苦手意識を持っていたり、文章を書くことが難しいと思ってしまう原因は自分自身にあったからです。
それは自分が知らない知識は文章に書けないし、自分の力量を超えた文章は書けないということ。
例えば好きな芸能人のことや自分の好きな趣味についてはスラスラと文章を書けると思います。
これは知識があるからというのはもちろん、自分が人より詳しい・興味がある知識は誰かに伝えたいものだからです。
しかし、全く関心のない物事についていきなり文章を書くことはできません。
そもそも知識がないので。
なのでいい文章を書きたいのであれば、まずはあなたが書くテーマについて知識をつける必要があります。
知識がつけば誰かに伝えたいという意欲も出てきますので、知識がないときに比べてわかりやすい文章が書けるはずです。
どうしても知識をつけることと文章を書くことを同時進行で行ってしまうと、自分の中にない知識をただ書くだけになってしまうので、“頭で考えながら文章を書く”作業ができません。
知識がある状態で文章を書くからこそ、「どうしたらわかりやすく相手に伝えることができるか?」を常に考えて文章を書くので、わかりやすい文章が書けるし人の心に響く文章が書けるんですね。
文章を書く理由を明確にすればいい文章は書ける
文章を書くということは、自分以外の人に伝えるということ。
自分だけが見る手帳やメモならそこまで気にしなくていいですが、相手に何かを伝えたくて文章を書くなら何を伝えたいかを明確にする必要があります。
私のブログでは、1記事が少なくても2,000文字ほど。多いと1~2万文字を超えますが文字数はそこまで気にしていません。
というのも、質の高い記事を書くなら質の高い情報がまとまっているので必然的に文字数は多くなると思いますが、簡潔に短くまとめれるなら短いほうがいいと思っています。
どうしても文字数やボリュームを気にして文章を書くと、そこばかりに気を取られてしまい本当に伝えたい内容や重要なことがおろそかになってしまうから。
中身がちゃんとしていれば文字数やボリュームは関係ありません。
ここで文章を書く理由を間違えた失敗談を一つ。
私も経験したことがありますが、よく“上司がOKを出してくれる企画書”を書いていたことがありました。
お店の集客施策の企画書で、予算とか期間とか、当たり障りのないように書いたことがあります。
本来は上司がOKを出したものがゴールではなく、集客施策の場合ならお客さんがお店に興味を持って来たくなるようなイベントを組むことがゴールです。
企画が通ることを目標に文章を書いてしまうと、企画が通った時点でやりきった感が出てしまい、本来の目的を見失いがちになります。
文章を書く目的が明確であれば、文章の内容がブレることはないでしょう。
人の心に響くいい文章は最初から書けない?
「最初から人の心に響く文章は書けない!」と決めつけてしまうとガッカリする人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
というのも、今まで運動していなかった肥満体質の方がいきなりフルマラソン完走できますか?
今日からダイエットを始めて、明日までに10キロ落とせますか?ちょっと無理がありますよね。
これは文章も同じで、いい文章は最初から書けません。
ダイエットやマラソンと同じように成果を出すなら、継続することがもっとも上達する方法です。
もちろんポイントを押さえて書き続ける必要がありますが。
いい文章を書くコツ
先ほども言ったように、いきなりいい文章を書くことはできませんが、ポイントを押さえて文章を書くことで必ず上達します。
この時に気をつけなければいけないのは「しっかりポイントを押さえる」ということ。
ダイエットやマラソンも間違った方法で続けても思ったような成果は出ませんよね。それと同じです。
必ずしも起承転結にこだわる必要はない
例えば、文章を書くのが苦手な人の中には「起承転結」にこだわる人がいます。
かしこまった論文やテスト問題では起承転結に基づいた文章を書く必要がありますが、日常生活で書く文章全てが起承転結に基づいていたらあなたも周りも疲れてしまいますよね。
いい文章とはわかりやすい文章のことです。
必ずしも起承転結で文章を書く必要はありません。
あえて起承転結を破ることで読者に読みやすくしていることも多いです。
文章は結論から書く
学校で習う文章を書く順番は起承転結ですが、社会人になってからは書く順番も話す順番も
「結論→理由→具体例」
これが正解です。
ビジネスで結論から伝えないというのは時間泥棒と同じ。
理由なんかもダラダラと述べてはいけません。
学歴がいい新入社員ほど起承転結にこだわって企画書を作る傾向にあります。
私の知り合いにも起承転結にこだわって企画書を作成してみたものの、一度も採用されることなく仕事を辞めた人もいました。
一つの企画書を作るのに膨大な時間を書けても結論から伝えなければ意味がありません。
結局、私の知り合いは起承転結を捨てきれず会社での居場所をなくしました。
ビジネスと聞くと「自分には関係ない」と、なにやら日常とかけ離れたことのように感じるかもしれませんが、仕事の企画書や業務日報、上司とのメールのやり取りでも「結論→理由→具体例」で話を進めたほうがわかりやすく伝わるので習慣化していきましょう。
もちろん、個人でビジネスを始めたりブログを始める場合でも有効な方法ですし、意識することであなたのビジネスレベルも上がります。
私の無料メール講座では、ビジネスの本質や取り組み方について、ブログよりも濃い情報をお届けしていますので興味があれば登録してみてください。
まとめ
今回はいい文章の書き方について解説させていただきました。
テクニックやノウハウを駆使したところで、必ずしもそれがいい文章とは限りません。
むしろ、テクニックやノウハウを駆使しなくても今回解説させていただいた内容のポイントを押さえるだけでも、あなたの書いた文章は今よりも格段に相手にわかりやすく伝わるでしょう。
そもそもなぜ文章を書くのか?伝えたいことをわかりやすく伝えてあげることを心がけてください。
- いい文章とはわかりやすい文章のこと
- 自分が知らないことは文章で書けないし、自分の力量を超えた文章は書けない
- 文章は知っている知識を頭で考えながら書く
- 文章を書く理由を明確にすればブレない
- 文章を書き続ける(継続する)ことで人の心に響く文章が書けるようになる
- 「結論→理由→具体例」を意識して書く
また、文章は人に読まれることで成長します。
新人女優が人に見られてどんどん垢抜けて美しくなるように、文章も人に読まれることで人の心に響く文章が書けるようになるのです。
部屋にこもって誰にも読まれることのないノートに日記を書き続けるよりも、ブログやSNSで発信することで桁違いに成長します。
テストでいい点が取れる人は何百問、何千問と問題を解いてきているから。
なので、日頃からいい文章を書く意識を持って書いていきましょう。
人の心に響く文章が書ければ会社や日常生活でも活かすことができますし、脱サラして文章一本でご飯を食べることも可能です。
インターネットを使ったビジネスをする場合は、書いた記事が検索エンジンで上位表示される必要があります。
というのも、上位表示されなければいくら心に響く記事を書いても誰の目にも止まらないので。
そこで、書いた記事が上位表示されるように対策をしていきますが(SEOといいます)、その対策についてはこちらの記事で詳しく解説していますので参考にしていただけたらと思います。
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ネットビジネスを「基本から知りたい!」という方はこちらの記事をどうぞ。
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